Categories
鎌倉

極楽浄土を想起させる蓮の花 ―光明寺―

材木座海岸からほど近く、境内を潮風が心地よく過ぎる光明寺([所在地]鎌倉市材木座6-17-19)は「海の寺」。創立1243年と伝わる浄土宗の大本山で、その寺格は鎌倉で有数の大きさの山門から窺い知れる。

光明寺はまた「夏の寺」。7月下旬ともなると、浄土宗庭園(記主庭園)の池は、一面を蓮が文字通り埋め尽くす。毎年7月の観蓮会(2023年は7月29、30日)では、蓮池を間近に抹茶を頂ける。静けさに、ゆっくり咲き誇る蓮の花。極楽浄土とはこのようなところなのでしょうか。

現在、本堂の大殿は修理工事中。仮本堂である開山堂の回廊から望む記主庭園と大聖閣。